大津「Saas-Fee」「Bourangelie La Friandise」

朝イチから滋賀県某所で出張業務。車で。

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せっかくなので帰りに寄り道。

まずは竜王アウトレット。別にこれと言って欲しいもんがあるわけでもないのにこんなところに行っても仕方ないわな。ムーンバイクスアウトレットっちゅうキャノンデールやらのアウトレット屋さんがあり、数台置いてあったMERIDAのうち、フルサス29erがほぼ半額だったのにはさすがにグラっと来た。が、650Bほしいしもちろんスルー。

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そのあと下道で草津と大津の市境あたりにあるパン屋2件を訪問。ちゅうか、滋賀医大ってこんなところにあるんやと初めて知った次第。

1軒目はパンジャージにもロゴを入れさせていただいたパン会滋賀支部の御三方御用達の「Saas-Fee」。

ぱっと見、街のありふれたパン屋さんっぽい。いや、微妙に辺鄙な場所にあり、明らかに浮いてる気がするから、その時点ですでに「ありふれたパン屋」ではないか。

事前情報ではハード系もソフト系もどちらもOKな両刀使いと聞いていたのだが、訪問したのが13時半ごろだったためか、ハード系にめぼしいものはあまりなく、ちょっとガッカリ。ソフト系でも一番食べたかった「安藤なつ」がなく、肩透かしを食った形になってしまった。とりあえずソフト系、ハード系の両方を押さえておこうと、豆パン、ベーグル、そしてクランベリーやらくるみやらが入ったハードパンの3点をお買い上げ。

お昼がまだだったので、豆パンを頂く。生地はふわっとした食感でさほどモチモチ感があるわけではない。結構エアリーでよくガスが発生してそうな感じだけど、パサツキは感じず発酵具合の加減が絶妙。お豆もしっとり炊かれており優しい甘みがたまりませぬ。

他のパンはその場では食べなかったが、夕食後にハード系の方を少しだけ試食。

バリバリハード系のお店に比べると、少しクラスとは柔らかめだけど、ソフト系のあの味を知ってると、よくもまあ両立させるなと感心するほど本格的なハード系パン。フィリングはみっちりと詰まっており食べごたえがあって嬉しい。

2軒目は「La Friandise」さんへ。コジャレた飲食店が数店舗集まったモールの一隅にお店を構える。

こちらはSaas-Feeと違い、和製パン的なものは全くなく、バリバリのハード系パンに加え、デニッシュやらブリオッシュやらのおやつパンのみ。バタール、岩塩フランスパン、カレンズ・くるみパン、いちじくのパン、プチあんぱん、りんごのパンなんかをチョイス。

お昼ごはん第2弾として選んだカレンズ・くるみパンは表面にけしの実がまぶしてある。ちょっと好みとは違うかな。カレンズの味が主張しすぎてる気がする。生地はまずまず。

岩塩フランスパンというのは、バゲット生地をクロワッサン風の三日月型に整形し、表面に岩塩をまぶしてあるもの。こちらは期待どおりの味わいで◎。

後ほどバタールを食べたが、これはイマイチ。よく言えばトラディショナルなんだが、率直に言わせてもらうとデパートやショッピングモールに入ってるチェーン店のバゲットと大差ない。

クラストは薄め、生地の引きは少なくややパサつき気味。もっちりめが好きな人には合わない。

岩塩タイプが美味しかっただけに残念。

※8/29追記:保存袋に入れた状態で翌日リベイクせずに食べてみたら、ちょっと印象が変わった。モッチリ感はやはり乏しいが、パサツキはかなり改善。水分量が少なめみたいだからリベイクは慎重にせねば、水分が飛びすぎてパサつきを感じてしまうのだろう。

リベイクしない状態だと、塩味が非常に印象的で、美味しさが全然違った。なかなか美味い。