HiDefDrum

PodcastAppleるんるん」で大絶賛のイヤホン、Atomic Floyd社の「HiDefDrum」を購入した。
最初に取り上げられていた時から気にはなっていたのだが、自分の中でのイヤホンに出せる金額を大きく上回っていたので様子を見ていた。
また、発売間もないということもありレビューが全くなく、Atomic Floyd社の日本代理店であるフォーカルポイントの回し者(笑)になりつつあるくりらじを全面的に信用出来なかったということもある。
ところが先日分のるんるんで、このイヤホンが値引き販売されていると放送されていたので調べてみると、いつの間にかAmazonでも扱っているし、定価から考えるとかなり手を出しやすい価格設定となっていた。
クグってみると、いくつかレビューも上がっていて総じて好印象を与えている様子。
よし!と当直明けのいささかネジの緩んだアタマも手伝ってAmazonに発注。

インプレッション

まず前提として、僕自身は音の違いはそれほど敏感な方ではない。むしろ鈍感?
shureなどの高級イヤホンは一切使ったことがなく、今現在使用しているのはフィリップスのカナル型である。Amazonで3000円以下の安物。
まず外観。
商品ホームページでも確認はしていたが、実物の高級感はただ事ではない。
ドライバ部分はまさに金属の塊という趣で所有欲をそこはかとなくかきたててくれる。
ジャック部も高級オーディオ然とした風格を漂わせる。
金属製のドライバなので装着感を心配していたが、全く気にさせない。もちろん個人差はあろうが、フィット感抜群だ。
重量もそれなりにあるのだが、耳に負担になっている感覚は皆無。合格点。
さて肝心の音である。

安物と比べるとなによりも音の鮮明さというか,一音ずつがキチンと分離されているところにまず感心させられた。
澄み渡った音という感じ。
低音から高音までのバランスが良く、変にどこかの音域が強調されたりせず原音に忠実な印象。
定位感も非常に良く、録音時の意図がしっかり反映されていると思える。
難点というには贅沢な話だが、音源を選ぶ気がする。
最近再エンコードしたロスレス音源ではもちろん不満はないのだが、一部ライブラリに残っているAAC音源を聞くと、音の浅薄さに改めて気づかされた。音に色艶が無くなる。ロスレス化を早急に進めねば。
ロスレスが想像以上にディスクを占有してしまい、iPhoneに入っている曲目が寂しくなってしまったのは思わぬ誤算。