軽快傾向

全身倦怠感、咽頭痛ともに本日は軽快傾向。
週末に練習すべく、絶好の通勤日和であったが安静をとって電車通勤。

■ハンドル幅
ちょっと前からどうもハンドル幅が窮屈に感じていて、昨日サイズを調べてみたら芯ー芯40cmのものを使っていた。
自分ではてっきり42を使っているものだと思っていた。
3Tのergosum proを使っているのだが、これを使い始めた1年前は40cmで全く違和感がなかったのに・・・。1年でどういうポジションの変化があって窮屈に感じるようになったのか、自分でもよくわかない。

が、より広い幅のものがいいなと思うシチュエーションをいくつか挙げることはできる。

1つ目はシッティングでブラケットを保持している時。
話はかなりくどくなるが、昔バイク(エンジン付き)に乗っていたときに読んだライテク本ではやたらと「セルフステアリング」というのが強調されていた(って、この時点で誰の本なのか分かる人には分かるだろうけど)。要はハンドリングっていうのは自分でこじって向きをかえるものではなく、体重移動によって自然と向きが変わって行くものだということ。そのためにはハンドルには力を加えず手は副えるだけ。具体的には両腕で卵形を描くようにゆるーくハンドルを抱きかかえるような感じにすべきだと書いてあった。
自転車も体重移動でステアリングを行うのは同じなので、今までずっと卵形になるようにハンドルを握っていたのであまり違和感はなかった。けど、レースのDVDとか雑誌の写真を見ていると、プロでも必ずしもこのようなハンドルの握り方をしていないことに気が付いた。というよりむしろ少数派?
ゆるいペースで流しているときは卵形の持ち方しているかもしれないが、少なくとも勝負の局面ではこういう持ち方はされず、脇をしぼって腕とハンドルバーで四角形を描いているような感じの持ち方が多い。そういや、自転車雑誌の特集でもこんな風に書いてある気もする。
試しにやってみているが、今のハンドル幅ではやや窮屈なのだ。

2つ目がダンシングの時。
あまり自転車を傾けすぎない方が良いとはいえ、身体の体重移動をスムーズに行い自転車に推進力として伝導させるためにはある程度自転車は振らねばならないと思う。
が、ハンドル幅が狭いと車体を振りにくい。てこの原理か。
ダンシングに苦手意識があるのでもっぱら練習に取り入れているから、余計にやりにくいと感じるようになってきたのかもしれない。

下ハンドルを持ったときは、ちょっと肩甲骨がぎゅっと開いて身体を丸める感じになるが、わりと力を込めやすい感じがしていて、今の幅が嫌いではないのだが、スプリンターでもない自分がどのポジションを優先すべきかと考えるとブラケットポジションかなと。
そうなってくるとやはりハンドルを替えるべきか。

形状は今のハンドルでおおむねフィットしているのであとはサイズだけ。
レーパンのついでに、とwiggleを見てみるが欲しいサイズ、形状は11月末まで品切れ。
とりあえず注文はせず。

ハンドル幅についてもそうだが、サドル高を含めたポジションすべてがほぼ本による知識なので一度しっかりした知識を持った人にセッティングを出してもらいたいなあと思う今日この頃。東京のスペシャライズドコンセプトショップでやってるBGフィットシステムに非常に興味があるが、結構いいお値段とるのと、平日しか受け付けていないのとでなかなか受講するに至らず。
限られた能力を有効に発揮できるポジションが見つからないだろうか。