iPadインプレ(1)

木曜日、土曜日と立て続けの当直は結構体に応える。iPadをいじり倒すほどの時間の余裕もなく、少々ストレス溜まり気味。
当直業務の合間を縫ってiPadアプリをいくつか試した中では、ペイント系アプリのポテンシャルの高さに驚かされた。筆圧感知タブレットを使って描いた方がクオリティの高いものを仕上げられるのは自明のことであるが、手軽さを考慮すれば、いや、考慮しなくても習熟さえすれば仕事に使うちょっとしたイラストを描く程度には困らないクオリティのものを仕上げられそうだ。
特に驚かされたのが、アドビが無料で配布している「IDEAS」というアプリで、自分が描いた曲線を、不自然にならない程度に自動でスムージングするという機能が搭載されている。このスムージングのさじ加減が絶妙で、さすが天下のアドビだと唸らされる。現時点のバージョンではレイヤー機能を搭載していなかったりとか微妙なところがあるのは間違いないのだが、まだiPadの黎明期というこの時期ですら、手描きを補完するこのような機能が実装されていることを考えると、この先本当に笑いをワクワクしてくる。
音楽系のアプリも面白そうなのがいっぱいあるようなので、ずぶのど素人ではあるが手を出してみたい衝動に駆られている。
一方で、RSSリーダーTwitterクライアントはまだまだ手探り状態だなというのが実感。もっとも、パソコンに近いサイズのモニタを有するiPadで専用アプリが必要なのかと言うと少し疑問ではあるが。いや、やっぱりiPadならではのUIを持ったものを期待しよう。