近況ご報告、赤穂トライアスロン

ちょっと色々と思うところがありまして、ブログ更新をサボっておりました。
といっても基本的に練習やカレーなど個人の備忘録的な位置づけでスタートしているので、別に誰に気兼ねすることなくサボって構わないわけだが・・・一応、ね。
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実は今季のレースは終了としちゃった。沖縄もDNF、JBCFも残り全戦DNF。ということでオフシーズンに入ったので、この1週間は暴飲暴食の嵐ww
普段食べない(いや、食べているけど量を我慢しているものかな?)を食べまくり。乗鞍前60~61kgだったのが、64.5kgまでup。金曜日の夕食後は67.5kgを記録。いや〜、人間ってわずか1週間でこんなにも太れるものなんだと、ある意味感動した。ま、運動せず8000〜10000Kcal程度食べていたらそりゃ太るわな。体重よりもなによりも、暴飲暴食のせいで肌荒れもひどいし、身体の動きも鈍い。なんか変な汗もイッパイかくし、なんにも良いことがない。もちろんもう暴飲暴食はやめて本日からアスリート生活に戻した。
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そんな無茶苦茶な生活の中、昨日トライアスロンに初挑戦。
赤穂海浜公園で行われたオリンピックディスタンスの大会へ参戦してきた。午前の部、午後の部と2部構成で開催されていて、午前の部の方が少し距離が短い。オリンピックディスタンスに出場したかったので、迷わず午後の部を選択。
実父と娘が応援に来てくれることになったので、機材は彼らに任せて、自分は職場から直接赤穂までJRにて移動。尼崎から1時間半もかかるねんな。遠い。電車賃も2000円オーバー。
会場入りすると、うーん、皆さん速そう・・・。こんがり具合がロードレースとまたぜんぜん違う。めっちゃ黒い人が多い。
自転車はもちろんSpeedConcept。案外TTバイクを使っている人は少なくて、普段ロードレースで見かけるような高級マシーンも全体的に少なめ。エントリーモデル〜中級モデルに乗っている方がほとんど。ましてや僕みたいに初参加でTTバイクなんていうバカはおらず? 逆にTTバイクは超本気モデルばっかり。Cervelo P5の実物はめちゃくちゃかっこよかった〜。ホイールは普段使い状態になっているEC90AERO+Continental Competition 19C。1時間だし、っていうことでボトルは1本のみ。
とりあえず受付を済ませて準備を始めたのだが、ゼッケンをどこに付けるのかでいきなり悩む。どう考えても水に弱そうなゼッケンなので水泳には付けられないよな・・・。と、周りで準備をしている人を見回すとなんかベルトみたいなのにゼッケンつけてる。この「ゼッケンホルダー」というベルトにゼッケンを付けておいて、スイム終了後にベルトを装着するようだ。幸い出店ブースでホルダーを売っていたので購入。
周りの皆々様はトライアスロン用のリュックを使っている方が多かった。確かにトランジションエリアまでバイクを押しながら荷物を持っていくのにかなり便利そう。Wiggleさんなら5000円もしないし、これは近日中に購入しよう。
ブリーフィング終了後、ウェットスーツを着込んで準備終了。が、なんか忘れてるなあ・・・と思ったら、コンタクトレンズ忘れた (∩´∀`)∩ワーイ まあ水質は相当に悪くて水中視界ゼロっぽいので関係ないかと開き直って入水。公園内の池を泳ぐのだが、藻が繁殖しまくっていて一寸先は闇状態。お水は海水が引き込まれているみたいで、ウェットスーツと相まって無茶苦茶浮く。ほとんどキックせずともプルだけでガンガン進む。
13時定刻に競技開始。いわゆる「バトル」に巻き込まれないように後方からスタート、と思いきや結構遅い人が多いので自然にバトルに巻き込まれてしまった。カオスすぎて怖い。水中視界はやはり最悪だったのでコンタクトなしでもあんまり関係なかったかもしれないが、誤算だったのがコースを示すブイの確認に非常に難渋したこと。何度も何度も顔を上げて確認しないとどっちに進めば良いのかさっぱりわからん。
もう一つツラかったのが、ウェットスーツの襟の部分と首筋が擦過してどんどん痛くなってくる。そういや入水前にワセリンみたいなのを塗ってる人がいたなあ、と泳ぎながら思い出していたがあとの祭り。こういうのも経験してみないとわからない。
あっちへフラフラ、こっちへフラフラと相当に蛇行して余分に泳いでしまったが、30分ちょっと切るぐらいでようやくスイムアップ。遅・・・。が、水から上がった途端に猛烈な吐き気。慣れないオープンウォーターで、僕の貧弱な三半規管がやられてしまったらしく完全な船酔い。とてもじゃないけどバイクをすぐに始められる状況ではなく、ウェットスーツを脱ぎがてら休憩。ウェットスーツを脱ぐときに両下腿が攣ったwww こんなんスルッと脱げないよ?結局5分以上休んでようやく再スタート。
バイクパートが始まってもしばらく吐き気がおさまらず、ペースは全然上がらない。5km×8周回のうち2周回ぐらい走ったあたりからようやく気分は落ち着いてきた。が、今度はサドルが全く合わずに拷問状態に。SMPをつけていったのだが、セッティングを煮詰め切っていなかったため、三角木馬状態。バイクパートの2/3はお尻との戦い。短時間で済むTT競技と違って前後にサドルポジションを変更することが多いトライアスロンではSMPは不適合この上ない。要交換。以前に記事を書いたBontrager Hiloが待ち遠しい。
サドルとあわせて今回のバイクパート大失策その2はボトルを1本しか持って来なかったこと。補給所がないために、酷暑の中、水分補給も満足にできず熱中症になりかけでフラフラ。サドル後ろにつけるボトルホルダーは必須。平坦路で重量なんて関係ないんだから、水分は多すぎて困ることはない。
予定より随分時間がかかってしまい1時間13分でバイク終了。喉が乾いてカラカラ。ラン開始ポイントで水分がぶ飲みして、汲み置きの水を頭からかぶってクーリングしてからラン開始。最初の1kmほどこそ5分切るぐらいで調子よく走っていたが、脇腹が猛烈に痛くなってきて走れる状態ではなくなってしまった。5分半・・・6分弱までペースはガタ落ち。さらに追い打ちをかけるように5kmあたりから足裏に違和感を覚え始める。石でも靴の中に入ったのかと一旦停止して確認するも石ではない。リスタートしてからもどんどん違和感は強くなり、そのうち痛くなってきた。どうも着地している拇指球・小指球ラインあたりの皮膚がめくれてきているみたい。多分、スタート時にかぶった水で靴・靴下が濡れ、そのせいで皮膚がふやけてめくれやすくなってしまったようだ。脇腹の痛みも消えないし、足裏は痛いしでペースは上がらぬままなんとか這々の体でゴール。ランは59分もかかり、トータルタイムは2時間47分56秒。遅・・・。予定では35分ぐらいのつもりだったのに。
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正直トライアスロンを舐めていた。ここまでキツイものとは想像していなかった。ロードレースでは3時間ずっとそこそこの出力で運動し続けることはないので、適度に回復しつつ走れるが、トライアスロンではそうはいかない。アイアンマンってどんだけよ・・・。
今回は自分の準備不足もかなり影響してるだろうし、不摂生がたたって体調が完璧ではなかったのもあるだろうが、このキツさは半端ない。まあ、それだけやりがいがあるっていうのもよく分かった。
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帰宅後は熱中症で頭痛に悩まされる始末。おまけに日焼けで身体が焼けるように痛い。さらに足裏が痛すぎてひょこひょこ変な歩き方になっちゃう。あらら〜。