ぷくぷく、俺チャレ

今日も風邪が治らず、気がつけば6時過ぎで7時間以上爆睡。身体が休養を求めているんだろう。
おとなしく車通勤。
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風邪に罹ったおかげ(?)で、強制的に自転車に乗れない日々が続いているが、その反動で自転車に乗りたくてたまらなくなってきた。自転車に乗りたい!という気持ちが湧き上がってくると同時に、過食衝動も少し落ち着いてきた。無理に減量する必要はないけど、余計な間食はやめられそう。土鍋で美味しいご飯をいただくだけにしておこう。
この1週間で目に見えてお腹周りに脂肪がついてぷくぷくになってしまった。体重も沖縄前が60~61kgあたりをうろうろだったのが、最近は62.5~63.0kgあたりをうろうろ。1週間で+2kgって、どんだけ太ってんねん。
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毎年秋の恒例になっているサイスポ誌の「俺チャレ」企画。今年は通巻500号記念ということで、リレー形式の日本縦断にチャレンジ。ライダーとして参加していたライターの安井氏が自身のブログで語っているように、この企画を実行するにあたってはただ走れば良いわけではなくて、取材する記者やカメラマンなどの伴走が必要になるし、その期間編集部としての機能はほぼ停止状態になるわけだし、しかも、手弁当の機材で走行しているので、自転車メーカーの広告費が入るわけでもない。かかっている人的/金銭的リソースをざっくり考えただけでも採算に合わない。
けども、僕はこの俺チャレ企画が大好きだし、何があってもこの企画の掲載号は買うようにしている。レースで勝つのもたのしいけど、そういう他人から決められた枠組みで走るんではなくて、「自分なりの無茶」に挑戦するっていうところに自転車の根源的な楽しさを感じる。他人から見たら「どこがチャレンジやねん」って思われるようなレベルでも、その人にとってチャレンジであればよいわけで、なんか子供の頃に自転車で遠出した感覚を思い出すような、ワクワクがそこにある。
あ〜、僕も「俺チャレ」したくなってきたなあ。やっぱ、最右翼はキャノンボールかな。
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そういえば、SRMをヤフオクに出品しております。よろしければご入札ください。お知り合いの方なら開始価格でお譲りしますよ〜。(ただし、未入札のときに限ります)

ツールドおきなわ2011 ライドデータ

やま〜んさんからリクエストをいただいたのでおきなわのレース中のパワーデータを公開。
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まずはレース全体のグラフ。ちっちゃすぎて何が何だかよくわからんww
※パワーデータに関して注意点:実はレース前にゼロオフセットをとるのを忘れていて、レースの中盤でオフセットをとった(確か2回目の普久川ダムの下り)。宝塚での朝練時(おそらく10℃強)に設定したゼロオフセットのままで25℃ぐらいの沖縄で走っていたことになる。基本的に気温が上がるごとにゼロオフセット値が低下するはずなので、普久川2回分のデータはやや出力が小さい可能性があることを承知の上ごらんください。
全体の平均出力は167W、平均ケイデンス91rpm。xPower (=NP)は199W。
出力の時間分布。完全に脚を休めている時間は15%を越えていて、これはCoggan本に載っていた目標通り。体感的にむちゃくちゃきついところはあんまりなかったのを反映してるのか、L4以上の時間は60分ジャスト。

1回目の普久川から2回目直前まで。普久川はどこからどこまでをみんな測定しているのか分からないが、自分のデータは与那関門から照首山のピークまでの7.6kmでとっている。

  • 1回目の普久川:19分21秒, 23.6km/hr, 216W, 92rpm, 171bpm, Max 477W

どう考えてもさすがに出力が低すぎる。体感では10~15Wぐらいは低いと思う。

2回目の普久川から平良のスプリントポイントまで。

  • 2回目の普久川:18分33秒, 24.2km/hr, 232W, 93rpm, 168bpm, Max 533W

さすがに1回目よりはペースが上がってるが、それほど急激なペースアップという感じでもないか。今回のレース中の最高出力は平良のスプリントポイントで、800Wちょいだったかな。完全に無駄足。
おきなわを走ったことがない方や、特にシャカリキを読んでおきなわの誤ったイメージを持っている方のために書くと、普久川ダムの斜度は全然大したことなくて5%前後で、激坂もないので非常に走りやすい。むしろライドグラフをみたら分かるように、普久川後の東海岸のアップダウンのいやらしさの方がよほどしんどい。地味に脚を削られていく感覚だ。

平良から新コース〜ラストまで。
新コースに入ってすぐにある2回の登りが、おそらく今回のコースで最も斜度がきつい。8%ぐらい?終盤にきて、この斜度は結構堪えた。(微妙にペースアップがかかったこともあって)
ラストの羽地ダムへの登りは見かけ上かなりきついが斜度は緩いし、距離もそれほどではない。ここで千切ろうと思うと、トンネルまでだけではなく、むしろその後のちょっとした急坂で一気に突き放すぐらいのアタックが必要だと感じた。

  • 羽地ダム(トンネルまで):3分11秒、273W, 81rpm, 185bpm, Max449W

普久川より斜度は緩いぐらいなのにケイデンスが落ちている。ちょっと踏み込みすぎやねえ。
自分の中でのラストチャンスを逃したジャスコ坂のデータは

  • ジャスコ坂:55秒, 299W, 90rpm, 187bpm, 最大出力401W

データで見返すとアタックに十分な反応さえできていなかったことがよく分かる。この時点で勝機はすでになかったと言えよう。
ゴール前のスプリントに至っては見るも無残な出力。Maxで500Wぐらい?あきらめが早すぎww