目から鱗

毎月20日は自転車雑誌の発売日.
昨日は当直だったので空いた時間に読もうと思って,通勤途中に三宮の書店に立ち寄りfunrideを購入.
ふと思い立って一緒にMacFanを買ってみた.
Macを買った直後の数年間(もうかれこれ10数年前になるんだなあ)はMacPeopleやらMacFanやらいろいろ買っていたが,どんな雑誌でもそうだが1年も読み続けると新製品情報を除くとおんなじような記事・特集を1年ごとに繰り返しているだけであることに気付き,自然に読むのをやめてしまった.(自転車雑誌もやめろよ(笑)
当時はDTPに興味があったのでMdNとかWebDesigningとかの,よりマニアックかつ専門的な雑誌に走ったが,これらも就職を境に自然にフェードアウト.
インターネットが非常に充実し,特にブログが普及し始めてからはわざわざ雑誌を買わなくても,調べようと思えばなんでも調べられるようになったというのも購買意欲が減退した理由の一つだろう.
で,久しぶりに読んだMacFanの感想.
いやあもう,目から鱗が落ちまくり.
数年間にちゃんとフォローしきれていなかった情報がこんなにあったとは!ネットはその性質上,自分から能動的に情報を集めにかからないといけない.とことん調べようと思うと,ネットの方が情報量としては圧倒的に多いが,「ちょっと興味があること」とか「ふと気になっていたが忘れていたこと」といったことについての情報はこの能動性が発揮されずにそのまま記憶の底に埋没していくこと危険性がある.その点,雑誌は受動的メディアなんで,偶然こういった見逃しうる情報が掲載されていれば,ネットだけではまず手に入らなかった知識が手に入る.Macという限られたカテゴリーの中でユーザーが抱く興味の対象なんてそうそう大きく違わないだろうから,雑誌にざっと目を通すだけでこうした目的は達せられる.今回の僕がそうであるように.

たまには雑誌も読まないといかんなと思ったという話.