事実と現実

今日は2度寝したせいで練習なし。
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今朝のエントリーでは震災に対して実感がわかない、と書いた。今朝の時点ではそういう気持ちだったのだが、今夕になり報道が徐々に変化してくるにつれ、自分の気持ちも少し変わってきた。
マクロな面での被害状況が主に報道されていたこの週末に比べて、報道各社も少し余裕がでてきたのか、徐々にミクロな報道が増えてきた。実際の被災者の方々の声、想いなどを伝えるようになってきた。それまでの感情の入る余地のない事実報道と比べ、被災者の方々の人生が垣間見えるような今の報道は、思わず自分の身に置き換えて見てしまう分、見ていられないほど悲痛な叫びが胸に突き刺さる。
行方知れずの妻を探し回る夫、ようやく家族と出会えた老女、臨月の妻を自衛隊のヘリで遠方に送り出した夫(無事出産できたようだ!)など枚挙にいとまがない。
このリアリティの違いを言葉にすれば、「事実と現実の違い」っていうことにでもなろうか。現実はかくも残酷で、悲しいものなのだろうか。
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駄文でエネルギーを消費することになんとなく抵抗を覚えていたが、報道によると周波数の違いで、西日本の電力は東日本にはそのまま送れないとのこと。妙なチェーンメールに躍らされている人たち、いい加減に気付いてください。