電子雑誌

木、金と練習無し。
ーーーーーーーーーー
昨年iPadを購入して以来、ちょくちょく電子書籍を購入している。色んなものを購入してみたが、小説など文字オンリーのものは長時間読み続けることが多く、眼が疲れてくるため従来の紙媒体の方が良いと感じている。
一方で、雑誌に関しては電子版の方が便利だなと感じることもしばしば。そもそも長時間根を詰めて読むようなことをしないし、写真が多いので眼はさほど疲れない。紙媒体ではありえない読み方としては、自宅ではiPadで読んで、同じものを外出先や職場ではPCで読んで、いずれもオンラインでつながっていれば媒体を持ち歩く必要がない。
雑誌、特に海外雑誌での大きなメリットは価格。レースや選手のインタビュー記事が読みたくて(日本である程度まともな海外レースを扱ってる雑誌ってCICLISSIMOだけやもん)自転車の海外雑誌を時々購入している。紙媒体で定期購読しても案外安くて、ご贔屓の雑誌Procyclingが年間で1万円もいかないぐらい。感覚的には日本の雑誌と変わらない。が、電子媒体になると極端に値引きしくれて、いつも利用している電子書籍販売会社Zinioでは、今Procyclingが年間3500円。これで12冊+増刊で13冊分だから相当に安い。

Zinioでは昨年から日本の雑誌も取り扱いはじめたが、残念なことに日本の雑誌はここまで思い切った価格設定を行っているところはほとんどない。(少なくとも僕の興味のある分野では。)
それ以前に、おそらく世界で一番雑誌が出版されている日本で、ほんの一部しか電子出版になっていない現状は大変嘆かわしい。雑誌の広告が減り休刊・廃刊が頻繁に見受けられる昨今だからこそ電子雑誌化に向けてかじ取りをしてほしい。