脚休め:腸脛靭帯炎 自分なりの考察

火曜日はちょろっとだけローラー。膝を痛めない程度に。
先日の十万辻TTで奇跡の20minCP 313Wを記録したわけだが、どう考えても出力が高すぎるので、SRMとPTの誤差疑惑が再燃。検証をすべく、久しぶりにSRMとPTの2台体制でローラーをしたのだが、あろうことかPTの記録容量を超えてしまいデータ記録されておらず・・・。けど、リアルタイムにメーーター表示を見ていた印象としてはやっぱり300W前後ぐらいからPTの方が1割前後低い出力を表示していたような印象。ということはざっくり20min TTは280-290Wぐらいかな?
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水曜は朝起きれず練習無し。そのままずるずる木、金の連直に突入。都合、火曜朝から土曜朝までまるまる96時間はノーライドとなり、膝の調子はかなり改善。
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腸脛靭帯炎について文献を当たってみた。ここら辺は職業柄調べやすい。
こういう整形領域、とくに下肢の疾患って完全に門外漢なので誤解していた部分も多々有り。そもそも腸脛靭帯っていうのは大腿筋膜張筋と大腿筋の一部からなる筋膜が、大腿部の外側を走行して下腿の脛骨に付着するもの。これそのものをペダリングの時に酷使して炎症を起こすっていうものではなくて、膝を曲げ伸ばしするときに、大腿骨外側上顆っていうでっぱりと靭帯がこすれることで炎症が起こる。

これになりやすいのは、内反膝、いわゆるO脚の人。下腿が内側を向くと、膝関節の外側の靭帯にテンションがかかるっていうのは容易に想像がつく。日本人に多いらしいんだが、少なくとも僕はO脚ではない。他にも足関節の過回内とかいろんな原因があるみたいだけど、自分の原因を考えてみると、足関節が内股気味になっていることが原因ではないかと。足関節が内股、つまりトーインぎみになると膝関節が内旋(内側にひねられる感じ)し、結果として下腿外側に付着する腸脛靭帯はやや引っ張られぎみになる。この状態で膝関節を屈伸するとO脚のように靭帯に炎症が起こるのではないかと推測している。
事実、自分のクリートを確認してみると、右に比べて左のトーイン幅が大きめになってしまっていて、意識していないとかなり内股気味にペダリングしていた。もともと生まれつき内股気味なのでそれが自然な位置なのかもしれないが、これが原因の可能性は大。幸い、Speedplayだとトーインの調整ができるのでほぼトーインできない状態まで調整してみた。
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15日の勝山ヒルクライムでほぼぶっつけ本番状態だが、これが吉と出るか凶と出るか・・・。