「気付きの重要性」、夕食後ローラーL3

4時に起きるも、うつぶせでそのまま2度寝。6時過ぎまでぐっすり。筋トレはけっこう堪える。
疲れもあるし、微妙なお天気なので車通勤。
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今読んでいる本(読んでいる、っていうような内容でもないが、なかなか良さげなので後日紹介予定)の帯に「為末大推薦」って書いてあったのがきっかけで、何気なく為末大のブログを読んでみたのだが、含蓄の宝庫のようなブログやね、こりゃ。Twitterでいろいろ議論を巻き起こしているというのはなんとなく知っていたが、ここまで頭脳派っていうイメージを持っていなかった。アンテナ低いなあ〜。
かなりボリュームのあるブログなのでぼちぼち消化していくとして、いくつか読んだ中で印象に残ったのは「気付きの重要性」についての記事。日本のアスリートはジュニア世代では総じてハイレベルであるにも関わらず、エリート世代やシニア世代になると途端に競技力が低下する。その理由のひとつとして、トレーニングメニュー構築への自主性を挙げている。ある程度のレベルまでは、コーチから与えられたメニューを受動的にこなすことで競技力が向上するが、そこを越えると自分で今何が必要かということに「気付き」、その問題点を解消するためのメニューを自分で能動的に構築していく必要があるという。
日本では、特にジュニア世代ではコーチの言うことは絶対でありそれに逆らうことは許されないというような指導がなされることが多く、それがうまく機能するレベルまでは問題ないが、その上に行くには受動的な状態から能動的な状態への意識面でのパラダイムシフトが必要になるということ。
その能動的な状態に移行できるかの成否を分ける要因があって、それこそが「気付き」である。自分の問題点に如何に気付くか、その問題点を解消する方法に如何に気付くか。「気付き」が多い人間ほど伸び代が大きいらしい。「気付き」というのは必ずしも自分の専門ジャンルからだけではなく、一見全く無関係なものから得られることも多い。気付きの少ない者は総じて交友関係の狭い人という傾向が見られるらしい。
「気付きの重要性」っていうのはスポーツに限らず、何かの道を究めるには総じて言えること。ただし厄介なことにこれって努力してもなかなか身に付かない性質の能力。「あらゆることに意識を配って」、って言葉にすれば簡単なんだが「気付かない人間」には全くピンと来ないもの。いわゆる「勘の良い」っていうのは「気付きが多い」っていうことなんだろな。
僕も日々ぼけっ〜っと受動的な生活をおくるタイプで「気付きにくい」人種。せめてもう少し色んなことに意識を配って生活せねばと思った昼下がりでしたとさ。
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夕食後に、ミレニアム読みながらローラー1時間。ようやく第1部読破。Ave 209WでWUを考慮するとL3かな。カロリーの帳尻合わせの、いわゆるジャンクマイル。
31km
今月735km