ソロっと六甲全山逆縦走

先週お流れになった六甲全山縦走に行ってきた。正確には宝塚から須磨までだから「逆縦走」っていうらしい。
一応ヘッドライトもあるけど今日は時間があるので無理せず、夜が明けてから出発することに。4時過ぎに起きてから準備して6時前に出発。
譲葉から入ると、「縦走」って感じではなくなるので塩尾寺ルートからスタートすることにした。
起きた時から左足底の違和感と、右ふくらはぎの違和感があったのでテーピングしておいたのだが、走り出すとやっぱり調子悪い。おまけに、靴もサイズがあっておらずイヤな予感しまくり。逆瀬川駅につくまでに引き返そうかと逡巡したのだが、ええい、ままよ!と突っ込んでしまった。
宝塚湯本町ローソンの脇を曲がってコースへ入っていく。六甲山山頂までは一度走ってるので迷うことなく2時間ちょいで到達。東斜面は適度に走れる部分があり気持ち良い。

(ルート入り口)

(一軒茶屋)
ここから先は未踏の領域。山上道路をなんどか跨ぎながら西進していく。ガーデンテラスでいきなり全山縦走路の看板をロストして、山上道路を記念碑台まで走るはめになった。

余談になるが、全山縦走路は基本的に看板がアチコチに用意されている。ただ、これらの看板は全部「正ルート」をたどっている時に役立つように付けられており、逆縦走のことは全く考えられていない。よってこのようにルートをちゃんと下調べしてないと(コラ!)簡単に道を間違えてしまうのだ。
ま、そんなこともありつつも、山上道路あたりは基本的に快走路メインなので、摩耶山あたりまでは調子良く進む。
んが、ここから先、特に掬星台すぎ辺りからはコースの表情が一変。ガレた岩場エリアばかりになり、おまけに延々と下りが続く。着地のショックで調子の悪かった部分が一気に悪化。しかも、小さめの靴のせいで、爪までもが徐々に痛くなってくる。以前に爪下血腫が出来たために剥がれてしまい、新しく生えかわってる強い爪だから剥がれることはなかったけど、この靴はバイバイ決定。


痛みのせいでペースは上がらず、トドメとばかりに悲惨なイベントが発生。ゼリーを入れてたボトルからゼリーが漏れ出し、リュックのサイドポケットがゼリーまみれに(泣)しかも補給食はこれしか持ってきてなかったもんだから、ハンガーノック気味になってくる。再度山、鍋蓋山とかとにかく有馬街道までがむちゃくちゃ長く感じた。

やっとこさで鵯越駅まで到着。駅前のショップで固形物を補給。コーラも補給しておいた。
ここから高取山までは市街地を抜けていく。上述の通り、逆縦走を全く考えてくれていない標識のおかげでコースを間違えて1km弱無駄足を使わされてしまった。高取山あたりからは本気で泣きそうになってきたが、地図で見ると距離はあと少しに感じるので気合で乗り切る。妙法寺のローソンで最終補給。レッドブルチャージ。
須磨アルプスの断崖絶壁は、高所恐怖症気味の僕には((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルもの。あんな場所が市街地からほど近い場所にあるとは、恐ろしや。

栂尾山の地獄階段は、下りでも十分地獄で、爪がますます痛む。

高倉台の住宅街を疾走して最後の連山へ突入。一旦尾根線に登ってしまえば鉢伏山まで快走路。花見客でごった返す鉢伏山の下り階段で最後の洗礼を浴びつつようやくゴール。


グロス9時間51分。遅っ!
48.4km, rTSS 247.8
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とにもかくにも、靴が全くあってなさすぎ。こんなんじゃ足を痛めに行ってるようなもの。
帰りの電車、そして帰宅後に新しい靴を物色。
迷いに迷って・・・ポチッ!
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ちなみに今日まで履いてたTrailroc245ですが、2~3000円ぐらいなら買ってやってもいいぜ!っていう奇特な方いらっしゃいますか?使用回数は2回で、合計75kmほど走ってます。サイズはUK7(25.5cm)。興味ある方いらっしゃったら、hashishowあっとまーくgmail.comまで。