ツールド熊野2010

行きつけの(?)ショップ、tubiのメンバーからお誘いを受け、ツールド熊野に初参戦。正確には、市民レースカテゴリーの「黒潮ロードレース」のチャンピオンクラスにエントリー。
レースが朝9時頃からなのだが、なにぶん熊野は同じ近畿地方と思えないぐらいに遠いため、普通に間に合うように出発すると真夜中の出発になってしまう。ちょっと早め目について車中泊をするということになり、前日の19時頃に自宅が近いO谷さんと待ち合わせて出発。途中、tubiに寄ったり、一緒に参加するS田さんをピックアップしたりしながら、レースが行われる太地町についたのが1時半。朝まで早速仮眠。
朝7時に受付を済ませ、コースの下見。1周9kmほどのコースを3周回のレース.事前にコースプロフィールは見ていた感じよりもアップダウンがきつい印象.一番きつい坂は想像していた程度の斜度(7%ぐらい?)だったので少しほっとした.

下見が終わったらあまりまもなくS田さん出場のノービスクラスのレースが開始.ノービスはほぼ平坦な2kmのコースを5周回.キング三浦のチーム,Muur Zero所属の年配の2人組が積極的に集団を引く展開となったが,我らがS田さんも先頭集団に混じりいい位置取り.3周目のゴールラインでは先頭からやや抜け出す形となっていたので,脚を残せるかやや心配に.最終周回,最終コーナーを回ってS田さんを含む3人のスプリント.惜しくも3位であったが目標の表彰台をゲット!おめでとう!
で,実業団レースと混走で自分たちのチャンピオンクラスがスタート.BR-1,ER,FRと30秒おきに出発していく.BR-1から5分遅れたら足切りになるので,正味先頭から3分遅れたらアウト.毎年結構な人が足切りされるらしく,とりあえずの目標は先頭集団での完走ということに設定.
1周目の登りから結構なハイスピードだったが,ついていけないスピードではない.むしろその後のアップダウン区間で,インターバル能力の弱さ,スピードの無さが浮き彫りになり,徐々に先頭からちぎれかけるが10mほどの距離でなんとか気合いで食らいつく.SunnySideの方(2年前のこのレースの勝者の方らしい)が引いてくれたおかげで,1周目のゴールライン付近で集団に復帰.しかし,またもや2周目のアップダウン区間でジリジリと遅れ始め,今度は引いてくれる人もおらず,ここで集団から完全にちぎれてしまった.O谷さんはしっかり先頭集団前方に残っている.すごい!おまけにボトルケージのボルトが緩んで吹っ飛んでしまっていたため,ボトルが傾き始めて今にも落ちそうな雰囲気.落ちたボトルが誰かを巻き込んでは大変だと思い,思い切ってボトルはコース途中で投げ捨てた.ゴミを作ってしまってごめんなさい.先頭集団からは遅れたが,Kinanチームの方と,SpaceBikes.comの方など数名で第2グループが形成されたので,足切りになるまいと必死で走る.落ちてきたERの選手も混ざって5-6名で回す.グルペット的な雰囲気は皆無.ラストはプチスプリントなどかましてゴール.3回目の登りで先頭とのタイム差は1分ないぐらいに思えたが,おそらくその後,先頭集団はペースアップしたようで,ゴールした時点では2分ほどの差になっていた.
ちなみにO谷さんは6位!すごいの一言.
S田さんの表彰式を終え帰路についたが,帰りの高速が途中で大渋滞.13時前に太地町を出たのに,結局帰宅したのは20時.富士山から帰ってくるのと変わらない・・・.
おきなわでも感じたことだが,普久川ダムとか,今回の登り区間などのようなひたすら登る区間はある程度ついていけるのだが,ハイペースでアップダウンを繰り返す,というのがどうも弱い.インターバル練習をしっかりしないといけないっていうことか.ここが強化されない限り,おきなわも去年と同じ展開になるだろう.あとは絶対的なスタミナ不足,スピード不足.これは自分一人ではなかなか難しいからやっぱり練習会に参加しないといけない.