休日ジテ通:Madone 6 SSL試乗

嫁様が早朝から出張で不在のため、娘を保育園に預けにいってから一旦帰宅して自転車で出勤。なんやかんやで結構時間をとられて職場を出たのは13時ごろ。保育園には17時に迎えに行かねばならないのでタイムリミットは3時間半ほど。うだるような暑さもあって練習するテンション急下降。
とりあえずアヴェルによって、昨日Yさん親子にいただいたチューブの代わりを交換。「またYさんが来たら渡しておいてください」と阿部さんに言っていたら後ろにYさんの息子さんが!チーム練帰りかな?金曜日はテンパっていたのでなんの自転車に乗っているのかよく見れていなかったので気付かなくてごめんなさい。CerveloのCSCモデル、ちゃんと覚えました!
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谷村さん、阿部さんに新フレームの相談。(こうして書いていたら既成事実になってくれたらいいんだけど。笑)
谷村さんのMadone6SSL押しまくりに気持ちがゆらぎまくる。ほしい・・・。
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我慢しきれずアヴェルからさらにトレックショップ大阪に寄り道してMadone6SSLの試乗をしてみることに。サイズがあいにく52しかなくちょっと小さいが、それはやむを得まい。
持った瞬間にわかる軽さとフレームのかっちり感。よく「乾いたカーボン」とか言うけど、初めてそういう感覚が分かった。Madoneに比べると595って持ってるだけでぐにっとしなっている気すらする。
さて漕ぎ出してみると、さらによく伝わる「乾き」。BB周りの剛性が595とは比べものにならない。なんぼ踏んでもBB周りがたわむ感覚がない。ただ、あくまで力を伝達しているという感じで、ペダリングパワーが自分の脚に跳ね返ってくるようないやな硬さではない。595ではちょっとぐいっと踏み込むとフレーム全体が弓のようにしなる感覚があってから加速するけども、Madoneでは踏み始めた瞬間から加速開始。すげえ!
走行中の振動吸収性も素晴らしく、路面からの不愉快な突き上げを感じない。非常にスムーズ。595の方がしなる分、振動吸収性も高いかなと予想していたのだが、さにあらず。不思議だ。
中央大通りに出てちょっと加速してみるが、フレームの一体感、スムーズさは失われず、おんなじ感覚のまま速度だけが上がっていく。一瞬もがいた時の反応性も595より良好。
残念ながら、土地柄、登坂性能、ダウンヒルを試せなかったのが残念。コーナーリングも突っ込みきれていないので不明だが、低速では良好だった。
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アヴェルでは、Lookはメジャーメーカーの中では最も柔らかいフレームを作るメーカーとして説明しているらしい。「595でも他のどのメーカーよりも柔らかいよ」と聞いていたのだが、こんなにも違うものかと正直驚いた。比較的マイルドだと言われるMadone6SSLですらこれだけ剛性感を感じるだったらSL3とかどれだけすごいんだろうと、今まで剛性一辺倒フレームを毛嫌いしていたくせに、ちょっと興味が出てきたのも正直なところ。2台維持できるなら、しなりの595と剛性のSL3というセットも違った楽しみを味わえてええかもしれない。
しかし今年のTdFではコンタドールがSL4を使用せずあえてSL3を使い続けているあたり、剛性重視路線は先行きが怪しい気もする。他のメーカーも剛性、剛性っていう商売をやめて、エアロ路線に走り出したり、快適性を高めたモデルに力を入れ始めたりと、明らかに時代のトレンドは過剛性を見直す方向に向かっている。
hashisho's ニューマシーンの最右翼はやはりMadone6SSLだなあ。(対抗でTime RXRS、穴でGDR)。
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フレーム以外の収穫も。試乗したMadoneにアッセンブルされていたBontragerのinform affinity RXLサドルがめちゃめちゃよかった。ほんの短時間しか乗っていないけど、乗った瞬間からこんなに違和感のないサドルは初めてかも。SMP、Romin系のサドルで溝はないんだけど圧迫感ゼロで乗り心地も素晴らしい。これはええわ。
Arioneが一気にかすんだ。Arioneはないな。