「88ヶ国ふたり乗り自転車旅」

調子に乗って、昨晩読んだもう一冊の本も紹介。

88ヶ国ふたり乗り自転車旅 北米・オセアニア・南米・アフリカ・欧州篇 (幻冬舎文庫)

88ヶ国ふたり乗り自転車旅 北米・オセアニア・南米・アフリカ・欧州篇 (幻冬舎文庫)

タンデム自転車に乗って、夫婦(しかも新婚?)で世界中を旅した旅行記。「自転車人」の書評を見て購入。内容はまあ、この手の本によくある感じで、正直それほど目新しさはないかも。文章自体は読みやすくまとまっているので、気軽な読み物としては結構オススメではある。
目新しさはないとか言っておきながら、こういう冒険的なロングライドにはものすごく憧れる自分がいる。旅行先で見知らぬ人とコミュニケーション取ったりするのって一番苦手なジャンルだったりもするんだが、自分の限界を試す的なチャレンジをしてみたいという欲求は強い。
具体的にいつかはチャレンジしてみたいこととしては、まずはキャノンボール。これは東京/大阪間を24時間以内に単独走破するというもので某2chでは専用スレが立つほどに、ひそかに人気のあるチャレンジ。500km/24hrというとなんとなく行けそうな気がするから恐ろしい。もしかしたら来年あたり挑戦してみたいと思っていたりもする。
もう一つはParis-Brest-Parisの完走。言わずとしれた、ブルベの総決算的な大会で4年に一度フランスで開催される。今年が開催年だったので次は2015年。これに出るためにはブルベに何度も出場せねばならないことから、実業団レースに主軸を置いている今の状況では出場することすら難しい。2019年、もしくはもっと先になるかもしれないが、自転車に乗っている限りはいつかは走ってみたい。
子供の頃から、特に中学生になって以降は、自分の中にすぐに限界を作ってしまうタイプの人間になってしまい、こうした無謀系チャレンジはついぞした覚えがない。(大学で水泳していた時に、6時間泳ぎ続ける大会には出たことがあるが、これも本当は24時間泳ぎ続けるクラスがメインの大会)
死ぬまでに一度ぐらいは限界の壁を破らないと、それこそ死んでも死にきれない。