崖地獄:関西シクロクロス くろんど池

昨晩のうちに「めっちゃ難しいコース」だという情報をhaikalaさんに頂いたので朝の試走に間に合わせるべく目覚ましをかけたはずが、目が覚めたらゴーカイジャー始まってる時間(汗)。あわてて支度して出発。
ケチらずに中国道→近畿道で門真まで移動したら1時間もかからずくろんど池に到着。
午前中のレースの合間に試走してみると、たしかにめっちゃテクニカル。三船さんがコース設計に関わっているとのことだが、三船さんを呪いたくなるぐらいに難しい。
難しい上に、なが〜い階段の登りがあって、ランの練習皆無な人間にはつらいことこの上なし。ただ、このコースの最大の山場はその階段のあとの下りコーナー2ヶ所。コーナーのアウト側が崖!しかもコーナーの路面も砂でスリッピー。こりゃ絶対攻められんな、と試走の時点でかなり弱気に・・・。こういうテクニカルセクションとフラットなセクションがはっきり分かれていて、単純な走力だけでもテクニックだけでも勝てない、総合力が試されるいいコースだなとは思った。それにつけても崖が怖い。
アヴェルからはC2にアベ店長、CM2 に2名、C3に2名。CM2とC3は混走で、しかも全員同じ最終組。今日は参加者が多く、C3は3組に分けられたので、レース開始は15時20分。待ち時間がなが〜い。そんな中、午前中のレースでアベ店長が手を骨折するというアクシデントが発生。崖ではなかったが、悪い空気だ。しかも聞くところによると、崖から転落した選手がすでに出ているという・・・。マジで崖が怖い。
ようやく自分のレースの時間に。並ぶのが遅くて最後尾近くからスタート。案の定先頭からは一気に引き離される。オープニングラップはテクニカルセクションを除いたフラットコースなのだが、コースが狭いので前走者を抜くのが困難で先頭とはかなりの差がついてしまった。2周目からはテクニカルセクションに。ここでちょっとずつ順位を上げていく。だが、崖の前の階段で前が詰まってしまい、また先頭集団から離されていく。2周目の崖はあんまり怖くなくスムーズに通過。3周目も2周目と同じような感じ。チームメイトのYくんと前後して順位を上げていく。が、3周目のテクニカルセクションあたりから後輪のグリップがほとんど感じられなくなって、ズルズル滑る。落ち葉、砂、すべてで滑る滑る。多分自分の体力が尽きてきてブレーキ操作が雑になっているのが原因だろう。しかもミニVブレーキが効き過ぎているのも細かい操作ができない原因かもしれない。
4周目に入ると、後輪のグリップは悲惨なことになってきて、案の定テクニカルセクションで数回転んでしまったし、狙ったラインも全然走れない。そんな状態で例の崖に突入。1個目は大丈夫だったが2個目で命の危機を感じるぐらいオーバースピードで、かつ後輪のグリップが皆無だったので、イン側に自分から転倒。あ〜、あぶね〜。
最終周回の5周目もまたもや崖でグリップ失いそうになったが、間一髪で体勢を整えて転倒は免れた。nakagawaレーシングの選手と競っていたがラストの平坦区間でかわしてゴール。11位ぐらい?Yくんは9位だったが、もっと上を狙えたとかなり悔しがっていた。う〜ん、いまのところそこまで悔しがるほどのモチベーションはないなw まだまだ怖さが先に立っているわ。
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レース後は、CM1 昨年の年間チャンピオンであるGIROさんのお宅でのパーティーに参加させていただく。メンバーがCM1の上位陣の方々ばかりで、CX初心者は僕だけ。せっかくの機会なので耳をダンボにしてCXのコツを少しでも盗むべく努力。みなさんのCXにかける情熱をうかがっていると、気楽に参加している自分が恥ずかしくなってきた。すんません。
GIROさん、本当に楽しい時間をありがとうございました。よければまた呼んでくださ〜い。今度はちゃんと手土産のひとつも持っていきます。
試走+アップ+レース=25kmほど。
今月760km