闇夜を切り裂く閃光:KD C8 CREE XM-L T6

この冬に導入したライトを紹介。
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一緒に走ったことがあるならお気付きの方もいらっしゃるだろうが、僕は自転車の前照灯に自転車用として販売されているライトではなく、懐中電灯として販売されているLEDライトを使用している。理由は簡単で、圧倒的に明るいから。
ロードバイクに乗り始めた時、いやその前にクロスバイクに乗っていた時はキャットアイだかなんだかのライトを使っていたのだが、都会の街灯のあるところならいざ知らず、街灯もろくにない武庫川CRのような場所では光量不足で視界は真っ暗、およそまともなスピードでは走れなかった。
そこで導入したのが某掲示板で話題になっていたFenix L2D CE
明るさは180ルーメンで、明るさは3段階ぐらい。一番暗いモードでも武庫川CRは30km/hで走れるがやや不安あり。このモードで10時間ぐらいもつかな?単三電池2本で駆動するのでエネループを使えるし、いざとなればコンビニで電池を購入することも可能。
購入した3〜4年前なら抜群に明るかったのだが、最近武庫川CRですれ違う方で異常に明るいライトを使っている方が何人かいらっしゃって、最強と言われたL2Dもその座を明け渡したんだなと痛感。そこで新しいライトとして購入したのが今回ご紹介するKD C6 CREE XM-L T6

この手の商品って香港あたりの怪しいお店から調達することになるんだけど、似たような商品があっちこっちで売ってるのでややこしい。要は、CREE社というLED素子のメーカーがあって、そこのXM-Lという素子を使って色んなショップが外装をこしらえている、という構図。その中で自転車に流用しやすいのが、Kaidomainというショップで売っているタイプ。配光特性が広く、自転車向きらしい。驚くなかれ、公称1000ルーメン
実際使ってみると、まあ〜、そりゃびっくりするぐらい明るい。これもHi、Middle、Lowと3段階あるんだが、Hiなんて原付のライトなみ?っていうぐらい。対向車がこんなライト付けてたら眩暈間違いなし。夜間のCRでもHiはさすがにオーバースペック。普段遣いではLowで十分すぎるぐらいで、LowでもL2DのHiと同等か、配光特性の分、明るく感じるぐらい。これで$20ぐらい。
ただ、弱点もあって、普通の電池が使えない

「18650」っていうタイプのリチウムイオン電池を使用する必要がある。エネループと比較すると上の写真のような感じ。これも中華系の怪しいサイトで売っている。電池2本と充電器で$20ぐらいだったかな?これはManafontというところでゲット。単三電池を使っていないので常時予備バッテリーを持っておく必要性があるのは注意が必要。
※2012/03/26追記:真ん中のモードでキャノンボール全区間電池1本でもった。
もう一つ、ある意味での最大の欠点はでかくて、およそロードバイクにふさわしくない外観。専用のブラケットもないので汎用ブラケットを流用することになり、スマートさに欠ける。
こうした欠点があるのは事実だが、それを補ってあまりある圧倒的な安心感。早朝や夜間に走る機会が多い方は是非!
※デザイン的に許せない人は、ちょっと高くなるが、昨年発売されたLEZYNEのSuper Driveというライトは同じCREEのXM-Lを使ってるようなので、こちらもオススメ!
※こんな記事書いといてなんだが、CateyeのEL-540も評判よさそうなのでいつか比較実験してみたいな〜。(多分XM-Lが勝つけど)