今後の課題

目覚ましかけずとも5時半起床。けどせっかくなので6時まで2度寝しておく。温泉効果か、身体は割りと軽い。体重はなんと60.4kg、5.1%と今季最低を記録。たしかに見るからにげっそりしている。単に昨日の炎天下走行で水分が抜けているだけのような気もするが、腰回りのお肉は少しずつ減ってきているな。ヨシヨシ。HCはしばらくお休みなので、少しずつ減量していこう。
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昨日のレースの振り返り。

平均出力は287Wとまずまず。ただ、FTP 290Wで20分ほどのレースであることを考えたらちょっと出力低めと言える。実際、今週頭の中山桜台練で13分を307Wで走れていることを考えると低いと言える。ただ、平坦区間が脚を引っ張っている可能性は否定できず、実際

  • 登り区間:294W, 87rpm, 165bpm
  • 平坦区間:245W, 89rpm, 166bpm

とやっぱり平坦区間で極端に出力が落ちてしまっている。
時間ごとに区切って見てみると、

  • 0〜5分:316W, 92rpm, 154bpm
  • 5~10分:291W, 92rpm, 168bpm
  • 10~15分:287W, 86rpm, 168bpm
  • 15〜20分:283W, 78pm, 168bpm

とまあ見事にタレテきている。この短時間でこんだけタレているのは問題あるな。
出力のタレももちろん問題あるのだが、出力と平行してケイデンスがどんどん落ちている方が気になる。もちろん斜度が変化するので一概には言えないが、ケイデンスを維持できなくなってきて結果として出力低下を招いている可能性は否定出来ない。
ケイデンスが維持できない、というのはとどのつまり「心肺系のキャパシティを超えている」ということだろう。今回のレースを振り返って痛感したのはこの点で、出力やケイデンス云々以前に一番注目すべきデータは心拍数であると思う。平均心拍数が160台後半、MAXに至っては175を出している。グラフを見るかぎりGarminさんはちゃんと機能していたっぽいし、以前のレースでもこれぐらいがMAXなのでちゃんとした数字なんだろう。
何が言いたいかというと、普段の練習では自分の思惑とは正反対に全くと言っていいほど追い込む練習ができていないということ。MAX175として、普段のL4~L5練では150半ばぐらいでこなしているので、%HRとしては80-90%以上は出ており、ここらへんの強度設定はパワー、心拍共に一見問題ないように思える。が、実際レースで走ってみるともっと高い心拍数を維持できていないと勝負にならないわけだ。普段の練習でできないことを本番でできるはずがない。もっと心拍数を上げた状態での練習を行う必要があるということだろう。
もちろん昨日はレース前から緊張なども相まって心拍数高めだったりしているが、それにしても普段のどんな練習でも160台を普段全然お見かけしないというのはマズイに違いない。持続時間が短くてもいいから心臓バクバクになるような練習をこなし、それを少しずつ伸ばしていくような練習が必要に思えてきた。
具体的にどういう練習をすれば心拍数を上げていけるのか、ここをもう少し掘り下げて考えることにしたい。
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閑話休題で新製品情報。と言っても、人気のない(笑)チューブレスタイヤの新製品。

Ultremo ZX tubeless
Ultremoは一時期愛用していて(まだUltremo Rの頃)、その高グリップ性能には舌を巻いたものだが、異常なほどに低い耐パンク性に辟易して(1週間に数回パンクしたこともある)半年ほどで使用をやめた記憶がある。そのあとは長らくPanaのDuroを愛用し、現在のGP4000SとFusion3 TLに至る。
自分のようにジテツウにも練習にも同じタイヤを使う人間としては、耐パンク性はマストな性能。どれだけハイグリップで、どれだけ転がり抵抗が低かろうが、パンクするようなタイヤは使えない。それらの性能を高レベルでバランスした製品として、使用しているのがGP4000SとFusion3 TL。(Attack&Forceもわりと好き)
昨日のようなロングライドではGP4000Sは正直疲れる。Fusion3 TL(これはR-SYSと組み合わせているので乗り心地極上になるのは当然だが)に比べるとゴツゴツ感がきつすぎて長時間のライドになると苦痛以外の何者でもない。TLを使ったことない可哀想な人が大半だろうけど(自分もつい先日までそうだった)、一度TLの低圧に慣れてしまうと、そして低圧にもかかわらず増すことのない転がり抵抗に慣れてしまうとWOなんて使ってられないのが正直なところ。
GP4000Sをまだ数本在庫しているのだが、全部売っぱらってTLに全取替しようかと思い始めていた矢先に、このUltremo TLである。TLは構造上ケーシングがしっかりしており、おそらく耐パンク性能はWOのUltremoより上のはず。また、ただでさえ高グリップのultremoを低圧で使えるとなることを想像すると、どれほどグリップするんだろうとワクワクしてくるじゃないか!
1本€65(定価)と少々値は張るが、そこはそれ、海外ショップの値下げに期待して、発売時にはぜひ導入したいタイヤである。Fusion3をまとめ買いしようかと思っていたが、どうしよう・・・。
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こんな記事、目に毒だ。
http://www.bikeradar.com/road/news/article/giro-ditalia-time-trial-tech-34122/