「お盆」【朝練:モーニング中山桜台2本】

22時半就寝、4時起床。マウンテンライオン発売されたみたいなので、とりあえずダウンロードしておく。
今日はメディオの日なので、中山桜台へ。
【朝練:中山桜台2本】
中山へ向かう間、少し脚に疲れを感じる。ランのダメージはでかい。
とりあえず余計なことは何も考えずクルクルと登る。

  1. 13:21, 306W, 82rpm, 149(158)bpm
  2. 14:00, 291W, 71rpm, 149(160)bpm

ベストには及ばないまでも、疲れを感じている脚のわりにはまずまず。
2本目はIF1.0越えは難しいと感じたので、タレずに一定ペースを維持することを意識。結果的にはIF1.0ジャストで走れた。
時間がなくて2本だけだったけど、満足度高し。
27.8km(662m up), 719KJ, BS 84
今月1007.9km (実走:746.5km, ローラー:261.4km), 21463KJ, BS 1820
= = = = = = = = = = = = = = =
今日是非とも走りたかった理由がひとつ。

Wigginsさんもご愛用の「お盆」です。モデルはVaypor。
スペ社のS-Worksシューズは本当に履き心地の良いシューズではあるんだけど、アッパーが柔らかすぎるのと、かかとのホールド感が乏しいのとで、力をかけてペダリングしているときにどうも靴から足がスッポ抜けそうになる「感覚」(もちろん実際そんなことは全くない)が拭い切れないのが不満だった。S-worksシューズはまだ1年ぐらいしか使ってないけど、アッパーのゆるゆる感はどんどん増悪してきていて、購入当初よりBOAダイアルを締め込む量がかなり増えてきていた。
2013年モデルの新型でそこらへんのネガを潰してきたみたいなんで期待はしてるんだけど、その前に対極にある製品として一部で熱狂的なファンを生み出している「お盆」を使ってみたくなった次第。あと、現実的な問題として、雨でシューズが濡れて翌日使えないなんていうことが最近立て続けにあったものだから、もう1足シューズが欲しかったというのもある。(銘柄が違うのを揃えて意味があるのかっていう気もするがwww)
さて、この「おぼんこぼん」だが、世の中では「木靴」と言われているほどで、カッチカチのソールに、これまたカッチカチのアッパーという仕様。サイズはスペ社製品で41を使用しているが、Bontでは42がジャスト。どうやら他社よりワンサイズほど大きめを選ぶと良いみたい。ソールの形状は欧米仕様と日本仕様(アジアンフィット)があって、どちらも試したが、致命的なほどの違いを感じなかったので安価に手に入る欧米仕様をチョイス。Bontは国内価格がありえないぐらいボッタクッてるので、国内価格の1/3でゲット可能であった。
ちなみにBontさんはかなり手作り感の強いメーカーなようで、私がコンタクトを取った独国の某ショップさんであれば、サイズはもちろん、ソールの幅やカラーリングまでフルオーダーできるようだ。究極を言えば、自分の足型からフルカスタム仕様まで作ってくれるみたい。それでも国内定価ぐらい・・・。
購入にあたって最後まで悩んだのが、4つ穴仕様にするか3つ穴仕様にするか。自分の場合、現時点でペダルはSpeedplay以外考えられないのでよりダイレクト感のあるという4つ穴仕様がほしかったのだが、どうも英国の代理店さんには4つ穴は入荷していないようで、取り寄せもできないらしい。(親切な某ショップが問い合わせてくれた)
前述した独国のショップには4つ穴モデルの在庫はあったんだけど、お値段が英国に比べて若干高く付くのと、カラーリングがPremium版しかなかったので断念した。それと、実は4つ穴モデルは3つ穴より若干だがソールが厚く作られているようなので、実際上は3つ穴と比べてそこまでスタックハイトを下げられるわけではない。これも3つ穴でいいかと思った理由の一つ。
さてさて、実際に使ってみた感想としては、とにかく足と靴との一体感が凄まじく、むちゃくちゃ硬いソールと相まってダイレクト感が半端ない。スペシャの「すっぽ抜け感」なんて微塵も感じない。懸念していた足との相性もさほど悪くなさそうで、特別どこかが当たって痛くなるなんていうことはなかったが、さすがに木靴にずっと足を入れている感覚になるのか、1時間ほどのライドの後半では締め付けによるしびれを自覚した。が、これに関してはソールの形状との相性ではなくて、アッパーによるものなので、「熱成形」によって解消できそう。
中山からの帰りに平地で数回もがいてみたが、踏んだ力が全部クランクに伝達されていると錯覚するような剛性感はたまりませんな。競輪選手でもBont愛用者が多いというのも頷ける。残念ながら最高出力更新とはいかなかったけどww