サボリ、クランク型の新パワーメーター「StageONE 」

3時に自然に目が覚める。いや、蒸し暑くて目が覚めている自然ではないな。自転車に乗ろうかと思ったが、耳を澄ませると雨音。3時からローラーする気にはなれないので2度寝。なんだかんだで週末は睡眠不足気味だったので寝溜めしておくことに。と言いつつも、断眠状態で熟睡には至らず。6時過ぎ起床。
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DC Rainmakerさんのブログに米国発の新型パワーメーター「StageONE」の情報が挙がってた。Pioneerと同じでクランクアームに計測器を取り付けるタイプ。タイラップで取り付けるのではなくて、写真で見る限り両面テープかなんかで貼り付けるのかな?もしくはもともと計測器が貼り付けられた左側クランクアームごとの販売になるのかも。(もちろん左右のクランクセットでの発売もあると書いてある)

特徴を箇条書きにて挙げると

  • クランクアーム型、正確にはアームに貼り付け?(=自分の好きなクランク長を選べる?)
  • 重量20g
  • 精度は+/-2%と一般的
  • ANT+ , Bluetooth Low Energy compatible
  • バッテリーはCR2032で自分で交換可
  • 加速度センサー内蔵でマグネット不要
  • サーミスタ内蔵で外気温に対しては自動補正
  • 低価格($699~949)
  • $105~135の追加料金を払えば2年間の保証を付けられる(一般的な故障ではなく、クラッシュなどに対するもの)

ざっとこんなところか。
興味深い点を赤字にしてみたが、まずクランクアームに貼り付ける形なので、おそらく自分で好きなクランク長を選べる!シマノ製の大抵のクランクが対応になるようなので、日本人的にはメリットはでかい。また、左クランクのみでシステムが完結しているっていうことは、複数台自転車を持っている人でも比較的容易に付け替えできてしまう。
BLE対応ということでANT+ドングルがなくてもiPhoneなどのスマホとの連携が可能。EurobikeでWahooが発表したANT+/BLE対応ローラーなんかともちゃんと連携できるようだ。
重量がすごくてわずか20g!SRMやQuarqだと100g単位で重量が増してしまうことを考えると驚異的。もはや重量面でのネガは完全にないと言えよう。
バッテリーのセルフ交換やら加速度センサー、サーミスタあたりは先行メーカー(なんだか複雑な言い方だな)のトレンドをしっかり抑えてきてる。
測定は左側のみなので右側に関しては演算にて出力を吐き出すようだ。PTとの比較グラフを挙げているがまずまずの精度。

なにより価格が素晴らしい。7~8万以下でパワーメーターの時代到来。
ROTORのPOWER CRANKのように左右独立計測ができたりっていう付加価値的なものはないかもしれないけど、これはこれでかなり有力な選択肢になりうる商品だと思うな。
気になる発売時期は2013年1月予定。
現時点で焦ってパワーメーターを買うのは得策ではないね。ROTORやStageONEの実物の出来具合を確認できるまで様子見するのが吉かと。
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それにしてもPioneerは発売前から死亡フラグ確定だな・・・。