トレラン始めました。

一昨日と同じく、昨日も予定が決まらぬまま就寝。5時に起きてはみたものの、やっぱり2度寝。
一応の候補として、淡路島と木津川CRを考えてはいたけれど、淡路島は2度寝の時点で落選。木津川CRも、枚方まで移動する時間がもったいなさすぎるのでやっぱり落選。そもそも一人で何周も走って楽しい道ではないし。Regal+eに寄れるという大きなメリットはあるがwww
で、けっきょく南極、8時まで布団でゴロゴロ。ベーグルの在庫を消費しながら、このままゲーム三昧の一日を過ごすのも悪くないかと思いかけた瞬間、天啓のように「トレラン」という言葉が閃いた。

数カ月前に買うだけ買っておいた「六甲山ショートハイキング77コース」という本を引っ張りだしてきて、コースを確認。ほほう、逆瀬台のパンネルそばから山に入っていけるのか・・・。よし!思い立ったが吉日。
準備をダラダラとしてww、結局自宅を出たのは9時半は過ぎてたなあ。まずはトレイルへの入り口まで移動。おうちから大体2km弱といったところか。アヴェルデというマンションの裏手にある公園からいきなり山の中へ入っていけるのだが、公園の場所が分かりにくい。一旦トレイルに入ってしまえば、あとは看板が随所にあるコースなのでそれに従っていくだけ。とか言いつつ、いっぺん間違えたがww
ゆずり葉ピークを越えて行者山へ。お写真はビューポイントの東観峰からの眺め。う〜ん絶景ですな。

トレランするのは初めてなのだが、ナニコレ、めちゃくちゃ楽しいんですけど。なんか野生児になったような気分?開放感がたまりませんな〜 (*´∀`*)
トレランせんかったら、特にランニングやっててオンロードしかやってなかったら、絶対人生損してる。断言する。今日走って痛感した。
そんな恍惚感に浸りながら走ってると、あっという間に六甲山全山縦走路へと合流。当初の予定ではここから塩尾寺方面へ下山するつもりだったんだけど、まだまだ走り足りない感じだったので「六甲山頂まで行ってみるか!」と軽い気持ちで左折しちゃった。まさかここからあんなに距離があるとは知らず・・・。
縦走路はさすがによく整備されていて、基本非常に走りやすい。ところどころガレ場があって気を使うけど、半分以上は走れるコースでは? しっかしまあ、あと5kmぐらいかな?っていう甘い見通しは完全に裏切られ、行けども行けども、ピークを越えども越えども、最高峰にはたどり着かず。けど、走ってる事自体はめっちゃ楽しいので、気持ちは切れない。ようやく知ってる舗装路に出て、大体の距離感がつかめた。そりゃあよく考えたら、逆瀬川〜一軒茶屋ルートって舗装路でも11kmあるんだから同じぐらいはあるわなあ。そんなこんなで出発から2時間半ほどかかって最高峰へ到着。

補給だけ軽く済ませて、さっさと下山開始。来た道を引き返すのみ。下り基調になるのでペースは上がる。帰りはゆずり葉台の方へはいかず塩尾寺方面へ。塩尾寺までで3時間40分。帰りは1時間ちょいで着いた計算?ほんまかな?

塩尾寺から宝塚までのトレイルがあるとは知らず、途中まで舗装路を走ってしまった。途中で道路脇の未舗装路へ入っていったが、落ち葉がうず高く積もっていて足場が見えず、なんどか滑り落ちそうになったww 今日一番怖かったルートがココ。
武庫山まで降りてからは一路お家へ。自宅までで25kmちょい、ジャスト4時間ほどのランですた。初めてなのにちと走りすぎ?
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トレラン用に用意していた機材。
シューズは英国メーカーのinov-8。コータローさんが同じメーカーの靴を履いてはってカッチョええなあと思ってたところ、偶然秋に新モデルが出たのでそれに飛びついてみた。「TRAILROC 245」というモデル。

inov-8のトレランシューズとしては、超軽量がウリの「X-TALON」シリーズと、それよりも脚への防御性を高めた、より一般的なトレランシューズに近い「ROCLITE」シリーズというのがあった。(正確には他にもあるけど)
どうせinov-8を買うなら独自性を強く出している「TALON」シリーズを買おうと思ってたんだけど、ロードでMR00を履いてて足への負担が思ったより強いことを知り、あまりにミニマリスト向きすぎるTALONシリーズへ一抹の不安を感じて、購入へ踏ん切りが付かない状態だった。そこへ突如現れた「TRAILROC」シリーズ。足型から見なおしたというinov-8第2世代とでも言うべきシューズなようで、TALONとROCLITEの中間ぐらいの位置づけ。十分な軽量さと、かつ適度なクッション性、防御性を兼ね備えている。軽量さの順番で3種類あるんだけど、中庸が無難だろうと245を選んでおいた。

他のトレランシューズを履いたことがないので比較はできないが、噂に聞いてた通り、アウトソールのグリップ力はかなり強い。オンロードで走るとグニッという音が聞こえてきそうなぐらい路面をつかむ。トレイルに入ってからもがっちり路面を掴んでくれるから、落ち葉のようなグリップが効かないもの以外はものすごい安心感がある。心配してたクッション性も全然問題なし。かと言って、アウトソールが分厚過ぎないので地面を感じながら走ることも可能。ROCLITEと違って、くるぶしの保護は考えられてなさそうなので、うっかりすると足首捻りそうになるので、そこらへんは注意が必要。実際、いっぺん軽く捻ってしまった。
Wiggleさんで取り扱いがあるので価格的にもかなり安い(自分が買った時で7000円ぐらい?)。ただ円安になったので、今なら9000円ぐらいしちゃうかも。問題は、日本で取り扱ってるお店が極端に少なくて試着がほぼ不可能なこと。自分はコータローさんとサイズが似てたのでほぼジャストサイズが買えたけど。この春からは代理店が変わるのか、日本でも大きく取り扱われるようになるみたいなので、試着もしやすくなるかな。ちなみに、自分の場合、実測値 25.7mmぐらい(左はもう少しだけ大きい)の足のサイズで、UK7でジャスト。もうハーフサイズぐらいでかくてもいいかなとも思うけど、少なくとも指が当たることはない。MR00は26.0cmでこれまたほぼジャスト。
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お次はリュック。何事も見た目から入るタイプですので、初心者のくせにキリアンザックに手を出しております。
とは言え、高級モデルの方はさすがにもったいなくて手が出せなかったので、去年?一昨年?あたりに出た廉価版モデルの「XA skin pro 10+3」

こちら国内だと15000JPYもするんだけど、eBayでex-Demoつまりは展示品を安く売ってたのを偶然発見して即購入。米国からの送料込みで$90でゲット。展示品だけど、実物はめっちゃ綺麗で新品となんら遜色ない状態だった。
職場から時々走って帰ったりしてたときは、自転車用のドイターのリュックを使ってたんだけど、自転車用だからそもそも無理があるし、重量も重いので肩への負担が著しくて、ペース落ちまくりだった。
が、このキリアンザック、すんばらしい。お世辞じゃなくて背負ってる感覚がないぐらい。体にフィットしまくってくれて、全くと言っていいほど揺れないので肩への負担は皆無。当然ペースも落ちない。ポケットの位置も非常によく考えられているし、今日は使わなかったけれどハイドレーションパックも使えるし、ほぼ無敵。なんでも専用品はええわねえ。
自転車と兼用で使おうと思ったら、シマノが新しく出したリュックはコンセプトがキリアンザックっぽいのでいいかも。
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ともかくも、トレラン最高!と言わせていただきたい。