膝裏、ランスのドーピングに関するちょっとした邪推

昨晩は22時前に床についたはずなのだが、4時起きできず。眠い。身体が眠りを欲しておる。
起きてみても、まだ右膝裏の違和感がとれていない。連日スポーツバルム緑2でモミモミしてるんだけど。靭帯にダメージあるんやろうか。
そんなわけでどっちにせよハードな練習はできないから寝坊でもよかったわけで。カロリーは消費しておきたかったけど。
朝からカレーベーグル食べたらやや胸焼け気味。不味くはないけど、積極的に食べたいかと言われると、正直ビミョウ。そもそもカレーパン自体あんまり好きではないのだよ。
特にベーグルはどっちかという甘い系(いも、栗やらイチジク、ベリー系)の方が好きなので、カレーベーグルは当分お蔵入りかな。
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ランスの告白インタビューを今更ながらに目を通したけど、「テストステロンもやってた」って告白してるんやね。
EPOとか血液ドーピングとかの持久系ドーピングだけなら他の選手と変わらんかもしれないけど、テストステロンやってたとなると話は違ってくる。
調べた範囲でははっきりしたエビデンスはない(ココ重要)ものの、テストステロンの過剰投与が泌尿器系癌の発がん因子となる可能性を指摘する文献はいくつかあるようだ。
要するに癌になったのは自分の過失も大きい(可能性がある)っていうこと。ツール7連覇っていうだけでも十分大したものだけど、彼を伝説的な存在にまで押し上げたのは、「がん生存者」っていう奇跡的なストーリーに拠るところが大きい。特に現役を一旦退いてからというものは、常にLIVESTRONGを前面に押し出して活動していたわけで・・・。
ところが、その癌に罹患した原因(の一部)が自分自身の違法行為にあるっていうのは、彼の存在意義を根底から覆すに足る事実。彼のドーピング行為が「自転車ファンへの裏切り」だと語られるけど、彼を目標に、心の支えに癌を戦ってきた方へ対する侮辱的な裏切りに比べたら全然小さな問題だと思えてくる。
ツール連勝以前のランスは、「まるでアメフト選手のような体格」であったのが、治療後は「筋肉はげっそりと落ちて別人のようだった」って書かれていることが多いけど、まさにテストステロンやめたから筋肉落ちたんだろうね・・・。
繰り返すが、上述の通り、ステロイドと精巣癌の因果関係についてのはっきりしたエビデンスはない。が、「もしかして関係あるんじゃ・・・」って思われることをしたという事実だけで、彼の虚像を打ち砕くには十分だ。
ホント、ランスはどうしようもないクズだったっていうことだね。残念ながら。