Rapha Gentlemen's Race Kyoto 2013

さて、いよいよ当日を迎えたRGR。前日は眠さMAXで19時就寝(笑)2時起床。参加メンバーをピックアップしつつ京都へ向かい、集合場所の京都国際会館へは5時過ぎに到着。5時半からブリーフィング。Rapha Japanの社長、矢野さんから「京都の自然を思いっきり満喫してほしい」という趣旨の弁。あと、「未舗装路の下りはかなり危険なので注意してほしい」とわざわざアナウンスも。どんなコースなんだか、ワクワク感半分、怖さ半分。

6時から3分ごとに順次スタート。速そうなメンバーのチームの方がスタートが遅くなるという仕組み。我がTeam Avelは7時18分スタートで、全30チーム中25番目ぐらいのスタート。結構高く見積もっていただいた様子。
スタートから第1CPまではおよそ55kmほど。江文峠を越えて大原、途中越から鯖街道へ入って北上。途中越あたりで後続の盆栽自転車店チームさんにパスされてしまうが、花折峠でまた抜き返したりと微妙なデッドヒート状態が続く。しばらく北上して葛川梅ノ木町で左折して久多方面へ。


雄大な自然に囲まれてとにかく気持ちのよい快走路。八重桜がまだアチコチで残っていた。前半戦のラストで能見峠を越えて第1CPへ到着。

ここまではなんてことないコースなので、かなりのチームが先着しておりエイドでの食事はあまり残っておらず・・・。RED BULLで翼を授けていただく。

10分弱休憩して出発。さて、ここから先が未舗装路の登場するメイン区間。CP1から15kmほどの京北小塩から林道へ突入!これがもう笑うしかないぐらいのMuddyな路面。MudいやMadか?シクロクロスでもここまで泥んこまみれになることは少なかろうっていう中を、しかもずっと登り!

(参加者の方のinstagramから拝借)
ご丁寧に時折斜度まで表示してくれてあって最大勾配14%ぐらいの標識を見たような・・・。

(参加者の方のinstagramから拝借)
チームの皆様はご健脚なのでついーっと先に登って行くが、自分は息も絶え絶え。9kmほどもそんな道が続き、ようやく頂上へ。この時点で完全に脚は破壊された。下って86km地点で第2CP。

第2CPの設置されていたところが、これまた泥でぬかるみまくった場所だったものだから、Speedplayに詰まりまくってクリートがはまらなくなってしまった。とりあえず泥を可能な限り掻きだしたけど、以後は、なっかなか嵌らず、逆にたまに嵌ると恐ろしく外れにくくなるという厄介な状態になり、ほぼフラットペダル化。
周山街道でつかの間の舗装路をしばし楽しんだあと、栗尾峠旧道を越え、愛宕山を北から登る第2林道区間へ突入。最初のうちは、比較的おとなしい道だったが、中盤以降のガレぶりがどえらいことになっとる。

(参加者の方のinstagramから拝借)
砂利道(いや、砂利という表現は正しくないな)でトラクションが上手くかからず滑る滑る。ライディングテクニックも不足してるし、すでに脚の筋肉も逝ってしまってるし、いっそのこと、降車して押したいんだけど右側のSpeedplayのペダルが外れないもんだからそれも出来ない。もう拷問的な登りをひたすら続けていく。と、ふっと視界が開けて空が見えた!
あと少し、と励ましていただきながら、死にそうになりながらピークに設定された第3CPに到着。ハンガーノックと脱水の寸前だったので、ここで食べたおにぎりとレッドブルが最高に美味かった〜。
なんと第3CPまでにかなりのチームを追い越していたらしくて、トレックチームに続いて2位まで順位をあげていた。自分はもういっぱいいっぱいだったんだけど、チームメイトの目の輝きが変わったのを見逃さなかった。
愛宕山の下りも大概にせえよっていうぐらいの危険な下りで、握力無くなりそうになって高雄まで下山。残す登りは持越峠のみ。持越峠までのゆるいアップダウンでもヒィヒィ言いながら半ちぎれ状態。持越峠が思っていたよりも短くて斜度も緩くてホッとした・・・。最後の力を振り絞って登りきり、あとは完全にダウンヒルのみ。
京都の市街地まで一気に下り続ける。市街地に入り、あと少しでゴールっていう宝ヶ池のほとりで、後方から盆栽チームにパスされてしまう。「気合入れろや!!」ってガチ体育会系の声を張り上げながら走っていく彼らに((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル。自分たちよりも数分出発が遅いので、パスされた時点で順位降格は確定。
国際会館の敷地内のストレートでは本当に最後の絞りカスを絞りきってペースアップしてゴールへ。長〜い、長〜い150kmが終了。

いちおう第3位。
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ドロドロの身体を銭湯でさっぱりと洗い流したあとは、懇親会へ。と、その前に出町柳ふたばでおみやの豆大福をゲット。正月に買えなかったのでリベンジ完了。
残念ながらBrownyさんはお休み。Tadkaもランチ終了してて食べられず・・・。無念。空腹のまま懇親会を待つという選択肢はなく、三条をぶらぶらしてて偶然見つけたカレー屋に突撃。激辛選手権で10位だったというビーフカレーは確かになかなかの辛さ。お味も良かったよん。スパイスのしっかり効いたカレーだけど、カレーライスとして食べることをちゃんと意識してあるような、過剰にインド風過ぎない感じでウマウマ。
時間が余ったので京汁にもよっておいて懇親会場へ。
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懇親会に行ったはいいものの、顔見知りのほとんどいない我々二人はけっきょく南極コソコソと二人でダベっているのみ。

表彰式らしきものもあったけど、3位は商品もなし・・・orz 残念!!
まあでも、こんなにもたくさんのサイクリストがみな満面の笑みで酒を飲んでいるっていう会は初めてだったので、その雰囲気を楽しめただけでも来た甲斐あったかな。
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今回のイベントの準備・運営は相当大変だっただろうと思うけど、大きなトラブルもなく素晴らしい一日を経験させてくれたRaphaの皆さんには感謝してもしきれない。


またこんなイベントが有るときにはぜひとも参戦したいな!