OSx86の夢

Apple信者を名乗っておきながら,自作PCOS Xをインストールして安価なCore i7マシンを作るという夢を見ました。以下はその備忘録。
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構成
MB: Gigabyte GA-P55A-UD3R(rev.2.0) , BIOS F10
CPU: Intel Core i7 870 2.93GHz
GB: MSI n220GT-MD1G (nVidia GT220, 1GB)
RAM: Umax DDR3 PC3-1333 8GB (4GBx2)
HDD: HGST HDS721010 1TB+ SAMSUNG HD204UI 2TB (for backup)
NIC: 玄人志向 GbE-PCIe
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OS Xのインストールはtonymac blogにある通り。iBoot+MultiBeastを使い,custom DSDTを導入すればOK。10.6.5もほぼ問題なくインストール。
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ココからが悪夢。
職場で使用するもので,作業中に席を離れることしばしばなのでスリープ機能は必須。ところがデフォルト状態ではスリープ出来ず。SleepEnabler.kextをインストールすれば解決すると思いきや,インストールするとカーネルパニックになり起動できず。どうやら複数の人が,おのおの10.6.5対応版Kextを作成して配布していたようで,最終的にはKext.comで配布されていたjeweliarさんという人が作ったものをインストールすることでとりあえず起動はするようになった。スリープも一見うまく出来るようになったが,スリープから復帰しようとすると再起動がかかるという状態。っていうか,作業を夜中にさせていてオートスリープがかかったらデータ保存させていなかったら消えてしまうという恐ろしい状態。
あれやこれやと色んな設定を変えてみたが一向に埒が明かない。そこで,ふとMBのBIOSを見てみるとF10になっている。Gigabyteの公式サイトで配布されている最新版はF13。OSx86 wikiで動作が報告されているのはF12。もしかしてこれか!とワラにもすがる気持ちでF12 BIOSをググってダウンロード。BIOSメニューからQ-flashというBIOS管理ツールを立ち上げて,USBメモリ経由でインストール。
念のためiBootで立ち上げてDSDTをF12のものへ交換。キャッシュを再構築して再起動。スリープ後にキーボードを叩くと・・・やった!見事にスリープできた。
悪夢終了・・・。
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ニューマシンは27インチiMac Core i7モデルとほぼ同等の性能で,GeekBenchでも9000以上のスコアをたたき出す。今までの旗艦として活躍していたMacbook (late2006, Core2Duo 2.0GHz, 3GB)では2000ちょいだったことを考えると隔世の感あり。日常的な動作では多少きびきびしているかというレベルではあるが,HandBrakeでDVDをiPad用にエンコードさせてみたら,今まで2時間ぐらいかかっていたはずのものが30分で終了。うーん,満足。
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ただ,コストパフォーマンスは決して高くはない。事実上,日常作業ではCore i5で十分であることを考えれば,素直に27 iMacを買ったほうがディスプレイ付きだし,スリープに悩まされたりといった雑事にとらわれないしで,幸せになれること請け合い。多分に自己満足の世界である。
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まあ,夢の話だしね。