休養日、パワートレーニングバイブル雑感その1

当直明け。12時頃に起こされたあとは寝られたので、睡眠時間は6時間とまずまず。けど頭痛がややぶり返し気味。ロキソニンと抗生剤を飲んでおく。
今日は休養日の予定。週末、特に明日はがっつり走るぞ。
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一昨日とどいた「パワートレーニングバイブル」を早速読み進めている。やっぱり日本語はすらすら読める。当たり前か。専門書って案外英語自体は平易なので読むのに時間かからないんだけど、さすがに母国語とは違うな。まあ、一度通読しているというのもあって理解が早まっているのもあるだろうけど。
2/3ほど読んだが、原著第1版と違うのは、Fatigue Profileという概念が新しく載っているのと、Quadrant Analysis をはじめとするデータ分析の章が加筆されているかな、っていう感じ?特にFatigue Profileの概念は自分のPros/Consを評価しトレーニング計画を立てる上で役立ちそうなツールだと感じた。特別にテストする必要がなく、練習中やレースで採取したデータを元に解析できるという点も簡便でよい。
それと、これは第1版にも載っていたのか忘れたが、Coggan/Hunterらは筋トレ反対派なんだな。筋肉をバルクアップさせるような筋トレは少なくともロードではいらないというのには僕も賛成できるところなんだけど、「筋力が走行に及ぼす影響は小さい」って断言しているのはちょっと眉唾。だって個人TTとか見ている限り、カンチェラーラにしろマルティンにしろ、どう見ても日本人より体格いいよ!? コンタドールみたいにいわゆるクライマー体形でTTも早い選手の方がめずらしい気がするし、彼の場合、体格差を補ってあまりある持久系能力の高さがあるんだろうし。いわゆる筋トレだけではなくて、本文を読む限りSFRも全く不要って書いてある。確かにSFRをしたから強くなったという実感は全くないけども・・・。
もうひとつ。Coggan本に紹介されているトレーニングスケジュールは年間通してのものではなくてレース前数ヶ月程度のものしか載っていない。「オフシーズンに土台をしっかり作った」とかいう記載はあるが、じゃあその土台作りはどうすればいいんだっていうところがやや不足している感がある。ここら辺については「Base building~」に一日の長がありそう。