インプレ2連発:(1)2XU Compression Recovery Leggins、(2) Superfeet insole

ウェア系のインプレ2連発。
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昨日のようにガッツリ乗ったあとにはこれに限る。
2XU Compression Recovery Leggins

お見苦しい写真スミマセヌ。
Skinsやら2XUやらのタイツ型コンプレッションウェアを愛用してきたわけだが、ここ数カ月はこちらにご執心。そもそもコンプレッション系が本当に回復に役立つかどうかすら怪しいというツッコミはさておき、自分的にはコンプレッション系はある程度の効果はあると感じている。が、タイツ系はどうにも着圧が低いなあと感じていた。お仕事柄、長時間臥床している方に同様のタイツを履かせたりするのだが、そういう業界仕様のものと比べると大人と子供ぐらいの違いがある。こんなに着圧が低いと効果薄いだろうなあと思いつつも、タイツタイプの宿命としてあんまり着圧が強すぎるとお腹を圧迫してしまい、長時間の使用などもってのほかの状態になる。
その点、このレギンスタイプは業界仕様といって差し支えないレベルの着圧で、着るのも脱ぐのも苦労する。生地は分厚いニット地で、通気性もそこそこ確保されている。以前に下腿部だけを覆うタイプのコンプレッションウェアを使ってみたところ、上側(体の中枢側)のゴムの締め付けが非常に不快でほとんど使用することなくお蔵入りとなったが、今回のコイツは全体の締め付けが強いため全体がずり落ち防止に働いているような感覚であるため、末端部だけで極端にゴムで締め付けられたりっていうことはない。
コイツの性能が一番よく分かるのが立ち仕事の時で、4-5時間の立ち仕事の時にこれを着用しておくと、その後のむくみが全く違う。いや、大袈裟でなくお仕事前よりもむくみがマシだと感じさえする。職場に1組常設してあるのだだが、最近はコイツなしでは立ち仕事したくないぐらいにハマっている。
英国からだと比較的安価に購入できるので、回復に時間がかかるようになったと感じられる同年輩以上の皆様、ぜひ導入されることをオススメいたしまする。
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Superfeet insole
昨年シダスのインソールを作ってわりと好感触を得ていたのだが、シューズ交換に伴ってせっかくだからと別メーカーにしてみることにした。白羽の矢を立てたのがSuperfeet。おきなわチャンプのRE氏が去年ぐらいから愛用してはるみたいで、そもそもスキー分野ではかなり知名度の高いインソールメーカーらしい。
あえてここのメーカーを選んだのはシダスと全く違う設計思想を持っているから。シダスを含めたインソールメーカーの大半の設計思想は、「自分の足は変えようがないから、それに極力フィットするインソールを目指す」というものではないかと思う。疲れてくると土踏まずのアーチが潰れがちなので、それを終始サポートできるような形状となっている。
一方、Superfeetの設計思想は「足は変えうるものだから、理想的な足型になるように矯正する」というようなもの。アーチ自体のサポートはほとんどなくて、その代わりに踵のサポートがかなり強く、もう1点アーチの前部あたりを支えることで自然とアーチが形成されるようになるという寸法。
とりあえず既成品のインソールをしばらく使ってみたところ違和感がなく、むしろ踵のホールド感が気持ちよかったので、先週西宮阪急イングスでカスタムインソールを作ってみた。
Superfeetのカスタムインソールは、足に体重がかかっていない状態で足型を取る。この「無重力状態の足」こそがSuperfeetの考える理想形らしい。足の付かない椅子に座り、インソールを足に押し当てた状態でビニール袋で足を包み込み、ビニール袋内をバキュームで陰圧にして型を取る。作成は片足10分ずつほど。
まだ使って数日だが、現時点では正直言って「既製品とカスタムでさほど差が感じられない」。上述の通り、Superfeetのカスタムのキモは「踵の整形」にある。既成品で踵がフィットしていれば、実際上そこまで大きな差は出なさそう。
Superfeetそのものは、Bont純正のペラペラインソール時に感じた足裏の痛み、特に土踏まず部に感じていた違和感が消えたことから効果はあると思うが、果たしてカスタムまでせなあかんかというと、微妙・・・。ここだけの話だが、西宮阪急の店員さんも「え、カスタムするんですか?」的な反応だったし(笑)
Superfeetは60日間返品することが可能なので、インソールに興味があるが踏み出せない人も気軽に試してみてはいかがだろうか?ちなみに自転車用には「黒」もしくは「黄色」がオススメだそうな。(自分は黒を使用)